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家庭料理を陶器の中皿で

中皿

陶器の器は、お料理をより引き立ててくれます。それは、お店で出るような立派な料理でなくても、家庭料理に関しても同じ事がいえます。和食によく合う陶器の器ですが、最近では洋食に合わせて和洋折衷の雰囲気を楽しむことも流行りとなっています。美味しい料理を、美しい器で頂く。陶器ならではの柔らかいシルエットが温かみのある雰囲気を演出し、料理の種類も選びません。

陶器といっても種類は一種類ではなく、産地によって焼き物の名前は異なります。六古窯といわれる古くからある信楽、備前、丹波、越前、瀬戸、常滑。それ以外にも有田焼、萩焼、九谷焼、美濃焼など、一度は耳にしたことがある有名な窯は全国に山ほどあります。それぞれに特徴があり、絵付けが美しい、貫入が美しい、色鮮やかな柚薬など、盛る料理により使い分ける事で料理を器が同時に引き立つようになります。大皿は迫力があり来客時には目と舌でたのしませる事は出来ますが、日常使いにはあまり向きません。

その点、中皿は普段使いがし易く、こだわりの皿を使えば毎日の食事にも華やかさと非日常感も味わう事が出来るでしょう。陶器を使用する際には、最初に水に付けてから使用すると汚れが付きにくくなったり、衝撃に弱い、カビなど注意点がいくつかあります。気に入った器を長く使うためにも、注意点はしっかりと抑えて使用すると良いでしょう。